ドクターズルーム |
| 9月12日 |
第21回 日本美容皮膚科学会に参加して・・・。 |
東京新高輪プリンスで開催された学会に行ってきました。現在日本で肌の若返りで行われている主な治療法は、手術、レーザー治療、光治療、ケミカルピーリング、マイクロダーマルアブレーション、ボツリヌストキシン、fillar(コラーゲン、ヒアルロン酸など)、トレチノイン療法などでその分野の専門の話をいろいろ聞くことが出来ました。最近の流れとしてメスを使わない治療法や、ダウンタイム(回復のための時間、外出できないなどの時間)の短い治療法が増えてきているのを感じます。
私はもともと内科医で、いつも半分は医師、半分は患者の立場なので、学会でもいつも「私にあう治療法はないかしら?」という気持ちで聞いています。シミの場合、トレチノイン(レチノイン酸)やフォトフェイシャルのあとでシミ用のレーザーを照射する方法を今でも患者に勧めていますが、非常に効果的な方法だと納得しました。表皮(肌の上の方)のメラニンをトレチノインやフォトフェイシャルで出来るだけ取っておくとレーザーが表皮のメラニンに吸収されることなくダイレクトに深い部分のメラニンに到達するからです。深いところにあるメラニンが原因のシミにもレーザーが効きやすくなるということです。それに比し、最近出てきているシワとりレーザーはトピックスではありますが、今のところリスクの割に効果が低いので自分も受けようとは思わないし、あまりおすすめしていません。それよりもソノフォレーシスやフォトフェイシャルが効果的です。
スキンケアといってもピーリングやレーザー・光治療器になると単なる美容でなく医療の分野です。効果もあればリスクもあります。マスコミ等で氾濫する情報の整理をすることや、自分の症状にあう治療法かどうか決めてあげることが、医師の大切な仕事のひとつですね。
あなたの気になるスキンケアは何ですか?信頼できる基礎化粧品?レーザー?それともフォトフェイシャル?いや、もっともっと肌にやさしいトリートメントをなさいますか?もし私でよろしければ、いつでもご相談・ご質問をください。
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