ドクターズルーム |
| 9月4日 |
ラッフルズのAMURITA SPA |
旅というのは、テーマがあるほうがおもしろいってご存じですか?うどんを死ぬほど食べ歩く旅、地酒を飲み尽くす旅。
私は、市場町にメディカルエステ用の建物を建てることになったとき、研究のためいろんなサロンを巡りました。おかげさまで、すっかりマッサージ、アロマ好きになりました。もともとは、「科学的なスキンケア」ということだけが興味の対象でしたが、今は日本でも海外でも仕事であろうと休暇であろうと旅にはサロンめぐりが旅のテーマとなっています。
マッサージやアロマは、いわゆる代替医療(大学医学部で教えられ一般病院でおこなわれている現代西洋医学以外の治療法)で、最近ではメディカルアロマテラピーなどと医師の中でも注目されてきています。
夏休みは、シンガポール旅行に行き、ザ・セントーサリゾート&スパ内にあるSPA
BOTANICAとラッフルズホテルのAMURITA SPAに行ってきました。贅沢な空間を使った豪華なスパの建物や、雰囲気ももちろんですが、エステティシャンの細やかな心遣いがすばらしかったと思います。シンガポールという国は観光しか生き残る産業がないのでサービスの気合いが違うのでないでしょうか?
さて、ラッフルズホテルのAMURITA SPAでは、アユールヴェーダ・パンチャカルマ・トリートメント(Ayurvedic
Pancha Kamar Treatment)を受けました。
アユールヴェーダ(Ayurveda)はインドの伝統医学で、ヒマラヤの奥地などでとれた薬草をふんだんに使って、内服ばかりでなく、セサミオイルなどに薬草を溶かし込んで皮膚から投与(つまりオイルマッサージ)する方法などを、体質や体調に応じて処方するものです。インドではアーユルヴェーダ大学があり政府が認めた正当医療です。
私が受けたのは、スパのメニューなのでそこまでのものではありませんが、オイルマッサージの後、額に(額の真ん中一点に)タラタラとセサミオイルを落としていくものでした。実は以前代替医療の講演会で、有名な施術者のオイル滴下の方法を研究し、それと同じ一定の速度でセサミオイルを滴下するヒーリングロボットの試作について聞いたことがありました。それを聞いたときは「ロボット?」と笑ってしまいましたが、今回そのロボットみたいな機械で滴下していました。しかし、もっとも大切なのはオイル滴下の速度より、術者と被施術者の関係かもしれないと思いました。オイル滴下の前のオイルマッサージは本当にとろけるようで、体だけでなく精神的にも「癒された」という感じで、爆睡しました。さらに、終わった後バスローブのでテラスの長イスでくつろぎ、ホテルの中庭をみながらハーブティーを飲んでいると、本当に元気を取り戻しました。
ああ、なかなかいいものだわ。 |
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