ドクターズルーム

12月28日
なつかしい思い出
 2年前に赤池クリニックができて、医療レーザー脱毛が移転したときの話です。阿波市(旧市場町)だけで脱毛治療を行っていたのが、元町でもできるようになったのです。(今は元町の赤池クリニックだけです)。徳島市内や東部の方も多く阿波市(旧市場町)まで来られていたので、全員に往復ハガキをだして「これから市場町と元町どちらでもレーザー脱毛が受けられます。今後どちらに通院するか印を付けてください。カルテを移動しますので。」とお知らせしました。
 さて、ある日の夕方、ナースが泣きそうになりながら「先生、患者さんから電話なんですが・・・」とやってきました。電話を代わると、「どうしてハガキで知らせてきたのか、家族にわかってしまったじゃないの!」という苦情でした。電話のむこうでかなり怒っておられました。私は「家族にわかったので怒っている」という言葉に違和感を覚えて、「レーザー脱毛は全然恥ずかしいことはないんですよ。脱毛というと、いろんな色素沈着などの肌トラブルや金銭的トラブルに悩んでいる患者さんが多すぎます。そんなことで悩まないよう、効果・合併症などに関する科学的データがきちんと揃い金銭的にも追加料金を請求することのない医療レーザーで賢く脱毛するということを考えて欲しいと思って始めたんです。個室に閉じこめられて何をされるかわからない、どんな契約をさせられるかわからない、というのはもう時代遅れなのです。こそこそ個室で説明受けたりするのはやめて何事もオープンに!という考えでセンターを始めたんです。家族にわかってもいいじゃないですか。私は若い方もお年寄りも子供も、みんながスキンケアを行ってるのよと言えるような所を作りたいんです」と言いました。
 そうしたら「先生のお考えはよくわかります。でも、お金の問題なんです。」と言われました。「えっ!?」と思いましたが,よく聞くと、コツコツとへそくりをためて永久脱毛の予算を作られた。それが今回のハガキでご主人にわかってしまい大きな夫婦喧嘩になってしまった。封書にして欲しかったということでした。
 「はあ〜、それは・・・考えてなかった。」と思ったのですが、「隠れてへそくりしてでもアカイケに行きたかったのです。どうしても行きたかったんです!」と言われて、「ええっ?どうしてもアカイケに行きたかった?行きたかった?行きたかった?」ということばが頭の中をぐるぐると回りました。苦情を言われているのに都合のいいことだけ聞いて、一人で勝手に感動してしまいました。その頃、美容医療もスキンケアもその言葉自体が一般的でなく、「何をやっているのかわからない変な内科医」だった私は、「封書にしたら良かったのに気がつきませんで・・」とかなんとか言って電話をきりながら、「○○さん、ありがとうございます!あなたの気持ちに答えるよう、私たちがんばります。きっと、きっと・・・!」勝手に盛り上がっていったのです。まるでNHKのプロジェクトXのように・・・。
 今でもダイレクトメールはOKかどうか必ず聞くようにはしていますが、12月のクリスマスキャンペーンのお知らせはダイレクトメールOKの方に本当にたくさん送ることができました。最近はじめたメルマガ登録もだんだんと増えてきました。当たり前のように「アカイケ行ってるよ!」と言ってくださる方が増えてきて本当にとても嬉しく思います。みなさん、ありがとうございました。スタッフも私も、少しでも実生活の美容・健康に役立つ医療的なことを勉強して実行していきたいと思っています。
 どうぞ来年もよろしくお願いします。
 
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