ドクターズルーム

2月23日
「機械オタク?」高橋先生の脱毛講演会を終えて

脱毛というと「本当にできるのかな」とか、「痛いのかな」とか、「ものすごくお金がかかるのかなあ」と、モヤモヤした疑問がたくさんあると思います。その疑問が「へー、そうだったのか」とすっきりわかるようなセミナーをしようと企画しました。講演会の後アンケート「きちんと説明を聞いてよくわかった。脱毛って機械が何でもいいわけではないんですね。安心できるところでしたい。」とたくさんの方が書いてくださって、とてもうれしかったです。
 私は2002年に医療レーザー脱毛を始めました。私がこの時期に始めたというのは、今から考えるととてもタイムリーなことでした。ちょっとレーザー脱毛の歴史をみてみましょう。以前は針脱毛しかなかったのですが、1995年頃から医療レーザー脱毛の研究が始まり、1998年から2002年に脱毛についての学会発表はピークでした。学会発表が減ったということは、すたれてきたのでなく治療法が確立したことを示します。つまり、私が脱毛レーザーを導入した2002年頃に、ちょうど安全できちんとできる脱毛の方法がわかったということです。だからタイムリーだったなあと思いました。高橋先生いわく「先生はずるいよ。私たちが苦労して研究してできあがったところではじめたね(笑)」
 研究がはじまった頃のレーザーなどでは、色の黒い人ではヤケドを起こす頻度が高かったり、細い毛が脱毛できなかったりとかしていたんですね。そのうちルビーレーザーからアレキサンドライトレーザー、そしてダイオードレーザーライトシェアが開発されて、ほぼ安全に永久脱毛ができるということになり、針脱毛からレーザー脱毛へと大きく流れが変わったんです。今回きていただいた高橋先生はこのレーザー脱毛の歴史とともに歩まれた先生で、すべての脱毛レーザーを知り尽くされた先生です。
 当院の永久保証システムも、もともと高橋先生が考えられていろいろな医師に浸透していったシステムです。先生が10年くらい前に、日本で最初の脱毛レーザー(アレキサンドライトレーザー)を導入されたときレーザーの会社の人に「3回で永久脱毛ができる」と言われたそうです。そして、先生が患者さんにそう言うと
「先生1回、1回お金がいりますよね。」
「そうですよ。」
「3回で終わるんですよね。」
「でも、個人差は有ると思いますよ。」
「もし、4回目するなら、4回めもお金がいりますよね。」
「はい」
「もし、完璧にしようとしてずっとしたらずっとお金がいりますよね。」
と言われたそうです。そこで、先生が
「それならもう6回目以降は無料でしますよ。」
という事になったそうです。
そのときの初期のレーザーは永久脱毛できるレーザーではなかったそうですが、患者さんに永久保証を宣言したことより、次々に新しいレーザーが開発されると、それを次々に導入され、とうとうダイオードレーザーライトシェアの出現で本当に永久脱毛が可能になったそうです。
 どんなレーザーでも永久脱毛できるわけではありません。永久脱毛ができる優秀なレーザーの条件とは、
1)一瞬で、永久脱毛できるほどの強いエネルギーが出せる
2)照射と同時に皮膚を冷却する完璧な冷却装置が先端についている
 実はこのような機械は世界でもごくわずかしかないのです。永久脱毛できる優秀な機械かどうかは「男性のヒゲの脱毛ができるかどうか」でわかります。男性のヒゲは太く密に生えているので、本当に優秀な機械でないと不可能です。
 もしすでに脱毛を経験されているのなら、「ご自分が受けられている脱毛の機械は、男性のヒゲ脱毛もできますか?また、先端に冷却装置があり、氷のように冷えてますか?そうでなければ、永久脱毛できないか、永久脱毛できるほどの強さでうつとヤケドをしますよ。」と高橋先生からのアドヴァイスでした。
 徳島出身の高橋先生、なつかしそうに駅前とか「ここが変わったな、ここは一緒だな。」と楽しんでいただけたようです。ご自分のことを「機械オタク」をおっしゃってましたが、なんとなくお茶目な先生でした。

 
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