クマ くま

■クマの種類
1)日によって変わるクマは筋肉が透けてみえるもの

目の下は皮下脂肪が少ないので、皮膚の下が筋肉です。したがって、疲れたときなど顔の血流が悪くなり、目の下の筋肉(眼輪筋)に静脈がうっ滞し、ピンク色から暗い青色に変化して、これが透けて見えるのがいわゆる「目の下のクマ」です。普通の人は皮膚の厚さでそんなに目立ちませんが、普通の人よりこの部位の皮膚が薄い人がいて、すぐクマがでます。このクマは日によって濃さがちがったり、ぐっすり眠ったり、マッサージなのでなくなるのが特徴です。疲れや睡眠不足やストレスに気を付けましょう。皮膚の厚みをつけるビタミンAをスキンケアにとりいれるのもいいでしょう。

2)目の下だけでなく目の上にもあるのは、アイメイクや目をこするクセなどによる色素沈着
目の周りはとても「皮膚の薄い」部分で、しかも「敏感」な部分です。にもかかわらず、ファンデーション、アイシャドー、マスカラなどたくさんの化粧品にさらされ、しかも落とすときもメイク落としやこするという刺激にさらされるところです。これらの原因により、炎症性の色素沈着がおこります。少し黄色みがかった褐色です。はじめは炎症を抑える薬を使うこともあり、その後はビタミンA・Cで美白していきます。

3)日によって濃さがかわらないのは、実は青アザ
目の下のクマといわれているものの多くに軽症の太田母斑というアザがあります。後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)といわれたりもします。灰色がかった青色が特徴です。これは、Qスイッチルビーレーザーが一番確実な方法です。

4)ひっぱって消えるのは、実はちりめんジワ
目の下は、非常に皮膚が薄いため、大きな太いシワより細かいシワがたくさんできることが多いのです。この場合遠くから見ると、シワに見えず目の下が黒ずんでみえてクマと言われたりします。これは少し引っ張ってみると、色が消えるのが特徴です。乾燥しないように保湿に気をつかって、老化防止のスキンケアを行うのがいいでしょう。フォトフェイシャル(光による若返り治療)もよいでしょう。


5)化粧で消えない、いわゆる目袋の影
まぶたを開け閉めする筋肉(眼瞼挙筋)が歳とともにゆるんで、、目の周りを取り囲む脂肪の上の方が奥に引っ込み、引っ込んだ分下に押し出されます。そうすると下まぶたの脂肪により、いわゆる目袋がふくらんだたるみ状になります。その突出した目袋の下が光線の加減で影になって黒く見えます。スキンケアで皮膚にできるだけハリを持たせていきますが、程度によっては手術しか方法がないこともあります。

 

■クマ対策
 目元は「皮膚が薄く」「まぶたを引き上げる筋肉は老化で伸びてくる」「引き上げるため皮膚を引っ張るので皮膚が伸びてシワになる」など老化が目立つところです。

1)アイメークをしない日もつくったり、落とすクレンジングもあまり刺激にならないもの皮脂をとりすぎないものにしましょう。刺激で色素沈着になったり乾燥で小じわができるからです。ゴシゴシこすったりせず、やさしくやさしくしてください。

2)睡眠を十分にとり疲れをとって、抗酸化物質をたくさん含んだ緑黄色野菜をしっかりとってください。

3)青あざの場合はレーザーしか治療法がありませんが、他はスキンケアで自己再生能力を十分に活用して肌を改善することによってよくなります。肌の老化の80%が紫外線による(光老化)ことが明らかとなっているので、紫外線から肌を守り、紫外線で壊れたビタミンAや抗酸化作用をもつビタミンC・E・βカロチンを肌から補給するスキンケアで肌を健康にして治しましょう。

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