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シミについて

■シミのできる仕組み
シミ

▽STEP1 メラニンの大量生産
メラノサイトは、紫外線を浴びることによって、メラニンの大量生産を始めます。

▽STEP2 メラニンの着色
メラニンが着色するのは、紫外線による酸化反応が主な原因です。

▽STEP3 ケラチノサイトの代謝
着色したメラニンを抱えたケラチノサイトは、どんどん代謝していきます。

■実は・・・・・・・
・・・・シミは、毎日肌のなかで新しいシミがつくられて、毎日肌の表面で古いシミが剥がれ落ちています。こうして繰り返しによってシミがそこに残っているように見えるのです。ですから、いま鏡に映っているシミは、以前のシミとは違うもの。つまり!!シミは生きているのです。当然、衣類の表面についた「シミ」とは違うので、洗ったり、はがしたりするだけのスキンケアだけでは、肌のシミは消えません。
またビタミンAも重要な働きをしています。紫外線を浴びることによってビタミンAはどんどん壊されていきます。ビタミンAが不足すると、表皮細胞の活性が失われ、細胞内のDNAも損傷を受け、色素配列も不均一に凝集してシミが増えます。

 日光にさらされた部分では大量のビタミンAが破壊され破壊された分は肝臓から補給します。そのときわずかずつ皮膚内のビタミンA
が減少していきます。そのビタミンA不足が蓄積されていくのです。

 私たちの体が皮膚に供給できるビタミンAは破壊されるビタミンAにおいつきません。

 紫外線にはUV−A、UV−B、UV−Cとあります。UV−Cはオゾン層が吸収し、私たちの体に降り注ぐことはありませんが、UV−Aは雲をつきぬけ常に地上に降り注ぎます。UV−Bは夏に多く降り注ぎ、夏に日焼けをして赤くヒリヒリするのはこれのせいです。一番厄介なのがUV−Aで、曇りの日・雨の日関係なく地上に降り注ぎます。
曇りの日なら大丈夫!というのは大きな間違いなのです。

 ビタミンAを口から摂取した場合、まず肝臓に優先的に蓄えられ、それを心臓や腎臓などに共有していくので、お肌は一番最後です。
ビタミンAを肌に直接塗り、浸透させるのが一番なのです!

■シミのスキンケア
 一言でシミといってもたくさんの種類がありその原因によって治療法が異なりますが、ここでは一般的にシミができないようなスキンケア、できてしまったシミを薄くしたり、なくしたりするスキンケアを説明します。

1.洗顔
 こするのは厳禁です。洗顔後皮膚を拭くときも柔らかいタオルで水分を吸い取るように拭いて決してこすらないように。こすることによって、軽い炎症を起こして皮膚は黒ずんできます。よく花粉症やアトピーの人が目がかゆいためについゴシゴシとまぶたをこすり、茶色のアイシャドーを塗っているかのような色素沈着を起こしているのをみかけます。
首のシミやくすみがきになる人は、ナイロンタオルやブラシで身体を洗っていませんか?
タオルは顔用・入浴用適当なものがない場合はセンターで紹介します。

2.保湿
 洗顔後は十分に保湿します。保湿に使う化粧品は皮膚のターンオーバーを正常化させるレチノール(ビタミンA)の入ったものや、メラニンの生成を抑制するビタミンCや天然乳酸の入ったものを使います。ビタミンの浸透をよくするため、また皮膚が厚くなってくすんでいる人は、軽いピーリング作用のあるフルーツ酸のトーナーなども使用します。

3.紫外線対策

 日焼けにより皮膚には、かさつき・シミ・くすみなど様々な症状があらわれます。これは紫外線をあびて活性酸素フリーラジカルが発生し健康な細胞を傷つけ、代謝のリズムが乱れたり、紫外線から身を守ろうとメラニン色素がたくさんつくられるためにおこります。
 日焼け止めクリームを外出時だけでなく、家にいるときも塗っておくようこころがけましょう。しかし、普通の日常生活だとヨーロッパ表示でSPF4(日本でいうSPF16)のデイクリームで大丈夫です。
ただし、レーザーやフォトフェイシャルの治療中や、レチノイン酸などを使用中の人はやはりヨーロッパ表示でSPF16(日本でいうとSPF20〜30)のラドローションを使います。海水浴やゴルフの時は、ウオータープルーフタイプのサンスクリーンを使用します。
 ただし、レーザー、フォトフェイシャルおよびレチノイン酸の治療中は海水浴やゴルフなどは厳禁です。
もちろんちょっとした外出でも帽子や日傘の使用をおすすめします。室内でいることが多い人でも、窓ガラスごしの紫外線に注意です。UVBは窓ガラスに吸収されますが、シミをつくる原因となるUVAはガラスを通り抜けます。ブラインドやカーテン、よく使うテーブルの位置の移動など考えてください。

4.化粧
 ファンデーションもきちんと塗っておく方が紫外線の防止になるので良いと思います。
化粧時間が長いと、酸化した化粧品や皮脂の刺激でシミができやすくなります。化粧時間はできるだけ短くしましょう。

5.妊娠
 妊娠中はホルモンの影響でシミができやすくなります。妊娠中にできるシミ(肝斑)を妊娠性肝斑と呼びますが、分娩後薄くなる場合を消えない場合があります。妊娠中は化粧をしてはいけないと思いこんでいたために、普段以上に紫外線を浴びてシミができてしまったという人もいます。シミができる前に紫外線対策をしましょう。

6.食事

 からだの中からきれいにするために老化を修復するレチノール(ビタミンA)や活性酸素を消去する抗酸化ビタミン(ビタミンE,C,ベータカロチン)を積極的に取りましょう。
年齢とともに減少するレチノール(ビタミンA)を豊富にたもつためには、「口から」と「肌から」の2つのルートできちんと取ることが必要です。
 ただし、肌から取る方が早くて効率よいのは確かですが。(口から摂取したレチノールはまず生命を維持する臓器に送られ、肌に届くのはわずかな量で、しかも1週間もかかります。肌から摂取すると効率よく2〜3時間で浸透し、いわゆるイオン導入や超音波導入のトリートメントを用いると塗る場合の4〜100倍もの高い浸透効果があります。)
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