抗酸化ケア

1.抗酸化とは?
肌のトラブルや老化に「紫外線」や「乾燥」だけでなく「酸化」という現象も大きく関係していることをご存じですか?いわゆる紫外線による「光老化」も、紫外線そのものによる障害と紫外線があたって発生した活性酸素による障害「酸化」が原因の老化です。

 酸化は決して珍しいことではありません。例えば、鉄がサビたり、リンゴが茶色く変色すること。これらはすべて、空気中の酸素によっておこる「酸化」です。酸化とはサビること。それと同じことが皮膚にも起きています。体内に取り入れられた酸素は、私たちが日常的に受けている「紫外線・タバコの煙・排気ガス・ストレス」などによって化学反応を起こし、有害な酸素に変わります。この有害な酸素は「活性酸素(フリーラジカル)」と呼ばれており、メラニンをつくる皮膚の細胞(メラノサイト)や皮膚の弾力にかかわるコラーゲン、エラスチンなどを容赦なく傷つけます。これが皮膚を酸化させている原因です。酸化によるダメージはシミ、シワ、たるみなどの老化現象や皮膚のトラブルとして肌表面に現れます。

 皮膚におこる酸化は、正しい対処法を行えば、防ぐことができます。活性酸素の発生を最小限におさえたり消去したりして酸化を防ぐことを抗酸化といい、特にその作用をもつ物質を抗酸化物質といいます。私たちの体内でもっとも強力な抗酸化システムをつくっているのは、ビタミンC、E、補酵素Q-10(コエンザイムQ10)、グルタチオン、アルファリポ酸などの物質です。これらは相互に作用しながらともに助け合う抗酸化物質です。

 皮膚の酸化を防ぐ方法(抗酸化物質の補給)としてスキンケアはとても有効な方法です。通常食事で補うと、体内に不足しているところに順次送られるため、皮膚に届く量はごくわずかで、約1週間もかかります。それに対しスキンケア(肌から吸収)なら約2〜3時間でより多くの抗酸化物質を皮膚にたくわえることができます。
 さらに、より効果的な抗酸化ケアの方法として「スキンケア」と「ライフケア」を併せて行うことです。つまり、日頃から「活性酸素をつくらない生活」を心がけ、「抗酸化物質の補給」によって自分の酸化を防ぐ力を高めておくということです。そして、不足した抗酸化物質は、また補うこと。その繰り返しを習慣とすることで皮膚だけでなく体も健康に保つということです。

2.酸化ということ
 鉄が空気にさらされて錆びる、空気中のオキシダント濃度とか酸性雨でギリシャの大理石の彫刻が崩れる、リンゴを切っておいておくと黒ずんでくる、バターを空気にさらすと黄色く変質する、赤ワインも広口の瓶に移すと空気にふれておいしくなる。これが酸化です。
  化学の復習ですが、「酸化」の定義が次のようにかわってきています。
 酸化の古い定義:物質が酸素と結合して酸化物になるときその物質は「酸化」され、酸化物が酸素を失うときその酸化物は「還元」されたという現在の定義:原始、分子、イオンが電子をうしなうとき、それらは「酸化」されたといい、電子を得るとき、それらは還元されたという、つまり電子のやりとりをするような反応が、酸化・還元反応といえます。

3.活性酸素、フリーラジカル
 フリーラジカルをわかりやすく説明すると、私たちの体を工場と考えたとき、フリーラジカルは工場から排出される有害なゴミ、つまり産業廃棄物のようなものということです私たちが吸った酸素はその2%が有毒な活性酸素にかわります。生きている限り2%の活性酸素は避けることはできません。さらに、タバコ、排気ガス、紫外線、ストレスでその数は急増します。1服のタバコは、3兆個のフリーラジカルを発生させます。厳密にいえば、フリーラジカルと活性酸素は全く同じではありません。フリーラジカルとは不安定な原子のことをいい、生体内の場合、そのほとんどは酸素原子を含んでいることから、一般的にはフリーラジカル=活性酸素と考えられています。他のフリーラジカルとは、塩素は活性酸素でないフリーラジカルです。
 物質は原子によって構成されています。一つの原子が安定性を保つには等量の陽子と電子を持っていなければなりません。原子核の中に陽子が存在し、電子は原子核の周りをいくつかの軌道にそってまわっています。一つの酸素原子は8つの陽子と8つの電子を持っています。外側の電子2個はペアがなく(不対電子)不安定で、いつもはO2つまり二つの酸素原子が結びついた形で存在します。二つの電子を共有することによって安定化をはかっています。フリーラジカルとはペアをもっていない不対電子をもった原子や分子をフリーラジカルといいます。
 フリーラジカルがつくられると、近くにある電子を引き抜きます。(酸化)引き抜かれた方は不対電子をもち不安定になり、別の分子から電子を引き抜こうとします。つぎつぎと連続的に電子の引き抜き作用がひろがります。他の分子から一つの電子を奪うことによって、フリーラジカルが連鎖反応を引き起こし、細胞膜を破壊したり、細胞のDNAにダメージを与えます。
 さて、フリーラジカルが悪役のようですが、私たちの体にとっては「両刃の剣」であります。あるときはフリーラジカルのおかげで助かり、ある時はフリーラジカルのせいで病気になるといったものです。例えば、私たちが細菌に感染した場合、細菌やウイルスを殺そうとして、白血球が過剰な量のフリーラジカルを産生します。その結果過剰なフリーラジカルで気分が悪くなったりします。

4.抗酸化剤
 幸いフリーラジカルの「毒消し」ともいえる除去物質、スカベンジャー、抗酸化物質が存在します。スカベンジャー(scavenger)とは、英語で市街清掃人とか不純物除去剤という意味、生体内に生じたフリーラジカルを取り除くということで理解されます。そうです、フリーラジカルは私たちの身体の中でたえず発生し、そして消去されているのです。フリーラジカルの除去システムにより標的となった分子がダメージを受けてもできるだけ被害を最小限に抑え、損傷を受けたDNA,タンパク、脂質、酵素などの修復を行い、細胞機能の回復を図っています。身体の中では絶えず、損傷と修復の繰り返しが行われています。スカベンジャー、抗酸化物質は、すでに体内につくられている物質や、ビタミンE・Cのように体外から摂取されるもの、漢方薬や医薬品としての合成のものまでいろいろあります。

5.抗酸化のスキンケア
 ビタミンC、E、βカロチンなどの強力な抗酸化物質を配合したスキンケア製品を使用します。これらの物質は、皮膚の酸化を防ぐことで一度効果を失ってしまう和の抗酸化物質を互いにリサイクルしあい、再びその機能を取り戻すことができます。すなわちフリーラジカルと戦って衰えたビタミンEをビタミンCが再生します。再生されたビタミンEは再び抗酸化剤として働きます。
 私たちは食事の野菜や果物からとれる抗酸化物質を利用して、体内に発生するフリーラジカルを消去していきますが、オゾン層の破壊が深刻になりつつある現在、私たちは大量のフリーラジカルにさらされているので、若いときからより多くの抗酸化物質を摂取する必要があります。抗酸化ビタミンは、紫外線によっておこる皮膚のダメージを最小限に抑えるための「防水性のサンスクリーン剤」に例えることができます。

6.活性酸素を増やさないライフケア
1)バランスのよい食事
2)飲酒・喫煙を控える
3)ストレスとうまくつきあう
4)空気のきれいな環境
5)軽めの運動・スポーツ

 

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