ニキビ痕

ニキビ痕ができるのは?

 ニキビ痕(ざ瘡後瘢痕)は、ニキビの後にできる皮膚の陥没性の変形のことです。 ニキビは毛穴の出口がつまることで皮脂が毛穴の中に溜まり、そこにアクネ菌などの細菌が感染することで起きる炎症性の病変です。

 ニキビは毛穴の中に起きる炎症ですが、その炎症は皮膚の深い部分に位置する真皮層にまで広がります。

 炎症によりダメージを受けた真皮層は、変性を起こし、異常なコラーゲンを産生したり、コラーゲンを緻密化させたりします。その結果、真皮内に瘢痕(キズ)を作り拘縮(小さく縮む)を起こします。この瘢痕の広がりにより様々なタイプのニキビ痕が発生します。

ニキビ痕の種類と治療法

1)ニキビ痕の赤み、シミ

 ニキビ痕といっても、ニキビの赤み、シミ(色素沈着)はわりあい簡単です。新しいニキビができなくなると、自然に消えていくものなのです。よく「ニキビ痕が治らないんです」と患者さんが言われますが、それは新しいニキビが次々できると「前のニキビ痕は消えていくのに、別のニキビ痕が増えていくから治らないと思うだけ」、一個一個ニキビの赤み・シミは必ず治っています。
ニキビ痕の赤みやシミは、ビタミンAの塗り薬やクリーム、ピーリング、洗顔指導などで比較的簡単に治っていきます。

2)ニキビ痕の凹凸

 凹んでしまったところは、実は手間と時間がかかります。20年以上前は、ほくろを削るような炭酸ガスレーザーでニキビ痕をひろく削る治療が行われ、改善しない割にレーザー後の色素沈着が出現して大変だったこともあったそうです。したがって数年前までは、強めのピーリングや、ビタミンAの治療で「ゴツゴツした感じが少〜し、やさしい感じになることはできても、へこみを治すことはできませんでした。

 しかし、ひろく皮膚全部削るのではなくて、正常な皮膚を残して極小の穴をあけていくレーザー(アファームマルチプレックスなど、肌の入れ替えレーザーとか、と言われています)やローラーで、肌が入れ替わっていってニキビ痕の凹みも改善されていくことがわかってきました。




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ニキビ痕治療の症例写真

○男性 40代、治療内容 エコツー:2回ディフェリンゲル(アダパレン)、治療期間:平成20年3月〜平成23年8月

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○男性、治療内容  アファーム・マルチプレックス、ホームメソテラピー、治療期間:平成22年6月〜平成23年1月

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○30代 女性/1年2ヶ月/治療内容:アファームマルチプレックス

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