ほくろのレーザー治療
黒子(ほくろ)とは
黒子には、いろいろな種類があります。真っ黒いものから淡い色のものまで、また、平坦なものから半球状に隆起したものまで様々です。大きさはほとんどが直径数mm程度ですが、中には1cm以上に及ぶものもあります。
原因は、母斑細胞と呼ばれるメラニン色素を産出する細胞が、皮膚の深いところに多数集まっていることです。赤ちゃんには黒子はありませんが、年齢とともに出現して増加します。また、だんだん隆起してくることもあります。黒子のできやすさには、体質が大きく関与しています。皮膚がんとの区別が必要ですが、単なる黒子は放っておいてもさしつかえありません。
治療の方法
治療に使われるレーザーは、炭酸ガスレーザーとルビーレーザーとよばれるものです。
<炭酸ガスレーザーによる治療>
大きくてイボ状、あるいは色の濃い黒子を除去する時は炭酸ガスレーザーを使用します。麻酔は注射による局所麻酔を行い、照射時間は数分間です。
<ルビーレーザーによる治療>
小さくて平らな、色の淡い黒子の場合は、ルビーレーザーでも治療可能です。この治療も数分間で終わります。麻酔の注射は必要ありません。こちらは治療直後から外見的にはあまり分かりませんので、日常生活に全く支障がありません。薄化粧なら当日から可能です。
症例写真
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before | 約2年後 |
- 施術内容:炭酸ガスレーザー(2回)
- 料金:炭酸ガスレーザー・Co2エスプリ 1個 5,500円〜
- リスク・副作用:
炭酸ガスレーザー まれに照射後、赤み・ほてりが生じる場合があります。保冷剤で冷やすことで、数分〜数十分程度でほとんど赤み・ほてりは引きます。
Q&A
Q1.黒子はがんになる可能性があると聞いたのですが、本当ですか?
A.がんの初期が黒子に似ているので、黒子ががんになったなどといわれますが、がんと黒子はもともと違うものです。
Q2.きれいにとれて跡は残らないのですか?
A.治ってすぐの状態では、少し赤みのある皮膚になります。約1〜3ヶ月しますと赤みもとれて、まず目立ちません。長いと1年くらい続くこともあります が赤みは必ず取れます。
Q3.1回に何個もレーザー治療ができますか?
A.1回に何カ所でも治療することができますが、あとの手当のことなどを考えて、初めてのときは1〜2個にしておくのが無難です。
施術料金
ルビーレーザー/炭酸ガスレーザー 1個 5,500円〜
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