なぜか、今頃ネットで話題のビタミンAです!


内科医の私が、内科の片手間にスキンケアを始めたのが18年前ですが、それは、エンビロンのビタミンAスキンケアが原因でした。こんなにも医療がすすんでいるのかと驚いたのが「紫外線による光老化に対する、ビタミンAと抗酸化スキンケア」でした。

Dr.フェルナンデスが開発したエンビロンは30年以上前に生まれた、ビタミンAが主役のドクターズコスメです。

Dr.オバジのZOスキンケアヘルスは、やはり古くからビタミンAの薬治療から始まり、数年前にドクターズコスメとして生まれ変わりました。

私がドクターズコスメとしてビタミンAに感動したのは、エンビロンから。そして薬治療として、Dr.オバジのニューダームシステムを使い始め、Dr.オバジ自身がニューダームを捨てて、ゼオスキンヘルス(オバジZO)設立されたので、現在はゼオスキンヘルスを使っています。ドクターズコスメとして、ビタミンAが主役の世界に誇るドクターズコスメ2つです。

■ビタミンAって、何?

レチノール、トレチノインとか?何だろうと思われるでしょうが、ビタミンAの様々な形です。


表で見ると、パルチミン酸レチノール(エンビロンのチューブのシリーズ)や、プロピオン酸レチノール(エンビロンのC-クエンス番号シリーズ)は安定性が高く、皮膚への刺激が少ないです。

レチノールはやや刺激性が強いですが、浸透度が高いです(Aブーストやゼオスキンケアヘルスシリーズ)。レチノイン酸(トレチノイン)は安定性が低く、刺激が強い形で医師しか使用できません(オバジZOのお薬治療など)。
それぞれの特徴で、使っていきます。


Dr.フェルナンデスは、「ビタミンAは表皮の形成を促して肌のハリや潤いを保ち、紫外線から肌を守り、シミやシワを防ぎます。身体中を走る血管の弾力性や臓器の健康を保つのもビタミンAの役割です。ビタミンAが欠乏すると、肌と体の両方に大きなダメージがあるだけでなく、寿命の鍵を握るテロメアが短くなり、寿命が短くなると言われています。特に30代以降は欠乏によるダメージが顕著に表れてきます」と語っています。

最近では、一般化粧品も「レチノール配合」をトライしています。三共製薬は通販で3〜4年前にビタミンA化粧品シリーズを発売し、数ヶ月で中止しました。一般化粧品もレチノール配合とは謳いながらも、なかなか効果が出るほどの濃度は入れることはできません。

なぜか?

やはり、ビタミンAは使い方が非常に難しいのです。効果を出すほどのビタミンAは、ホームケアでもフォローが必要なのです。


asc(赤池スキンケアグループ)のサロンやクリニックで訓練されたセラピストによるトリートメント(ビタミンAとC、時にピーリング、ペプチド導入)を行い、ホームケアをフォローしています。

残念ながらサロンに通えない方のためには、イオン店やネットショップ(電話やネットでフォロー)も充実してきました。

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さらに、自宅でのケアに「ハリ」「シミ・くすみ」「潤い・保湿」の専門セラムを導入できるDFモバイルも新製品として加わり効果の出し方は様々です。

クリニックまで行くのはちょっと、、、フルラインはちょっとという方でも、電話や、各店で気軽にスタッフにお聞きください。

その昔、エンビロンができる前、Dr.フェルナンデスが、「ビタミンのAを肌に塗り紫外線の害を防ぐ」といろんな化粧品ブランドに声をかけても、作ってくれなかったので、自分のキッチンでクリームを作成したそうです。そして、友人の形成外科医にビタミンAのクリームを顔に塗るというと「君はクレイジーだ」と言われたそうですが、その友人は「今は、シワクチャのおじいちゃんになってしまったよ!」だそうです😁

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